チーズとうじ虫 : 16世紀の一粉挽屋の世界像

• Material Type: 図書
• ISBN: 978-4-622-09023-6
• Title: チーズとうじ虫 : 16世紀の一粉挽屋の世界像
• Title Transcription: チーズ ト ウジムシ : ジュウロクセイキ ノ イチコナヒキヤ ノ セカイゾウ
• Author/Editor: カルロ・ギンズブルグ [著]; 杉山光信 訳
• Edition: 新装版
• Author Heading: 著者 ： Ginzburg, Carlo, 1939- ( 00440975 )Authorities; 訳者 ： 杉山, 光信, 1945- スギヤマ, ミツノブ, 1945- ( 00074734 )Authorities
• Publication, Distribution, etc.: 東京 : みすず書房 (出版)
• Publication Date: 2021.5
• Publication Date (W3CDTF): 2021
• Extent: 360p
• Size: 20cm
• Additional Title: IL FORMAGGIO E I VERMI
• Place of Publication (Country Code): JP
• Text Language Code: jpn
• Original Text Lang. Code: ita
• Content Type: テキスト
• Media Type: 機器不用
• Carrier Type: 冊子
• Subject Heading: カトリック教徒--イタリア カトリック キョウト イタリア ( 01170846 )Authorities
• NDC 10th ed.: 198.2237 : Denominations of Christian churches
• NDLC: HP122
• Target Audience: 一般
• Note (General): 原タイトル: IL FORMAGGIO E I VERMI
• Price: 4000円
• Holding library: 国立国会図書館
• Call No.: HP122-M41
• Data Provider (Database): 国立国会図書館 : 国立国会図書館蔵書; https://ndlsearch.ndl.go.jp
• Bibliographic ID (NDL): 031391551; http://id.ndl.go.jp/bib/031391551
• National Bibliography No. (JPNO): 23535100
• TOHAN MARC No.: 34198372
• Cataloging Rule: Nippon Cataloging Rules 2018 Edition
• Bibliographic Record Category (NDL): 111

• Summary, etc.: 異端審問記録ほか埋もれた史料を駆使し、民衆文化の深層にスリリングに迫った現代歴史学の名著。(Provided by: 出版情報登録センター（JPRO）)
• Author introduction: カルロ・ギンズブルグ 歴史家。1939年、イタリアのトリーノに生まれる。ピサ高等師範学校専修課程修了。ボローニャ大学・近世史講座教授、カリフォルニア大学ロスアンジェルス校教授を経て、ピサ高等師範学校教授。著書『夜の合戦——16-17世紀の魔術と農耕信仰』（上村忠男訳、みすず書房）『チーズとうじ虫——...

Table of Contents

はじめに／はじめに　注

1　メノッキオ／2　村／3　最初の審問／4　「悪魔に憑かれている」？／5　コンコルディアからポルトグルアロへ／6　「高い地位にある方々に対して存分に語る」／7　古いものを残した社会／8　「かれらは貧しい人びとからむさぼりとる」／9　「ルター派」と再洗礼派／10　粉挽屋、絵師、道化／11　「これらの見解を、私は自分の脳味噌から引き出したのです」／12　書物／13　村の読者たち／14　印刷されたページと「空想的な見解」／15　行き止まり？／16　処女たちの神殿／17　聖母の葬儀／18　キリストの父／19　最後の審判の日／20　マンデヴィルの旅行記／21　ピグミーと人食い人種／22　「自然の神」／23　三つの指輪／24　書字の文化と口頭伝承の文化／25　カオス／26　対話／27　神話的なチーズ、現実のチーズ／28　知の独占／29　『聖書の略述記』／30　比喩の機能／31　「主人」「貨幣」「労働者」／32　ひとつの仮説／33　農民の宗教／34　魂／35　「わかりません」／36　ふたつの精神、七つの魂、四つの元素／37　ある観念の軌跡／38　矛盾／39　天国／40　ある新しい「生き方」／41　「司祭を殺すこと」／42　「新世界」／43　審問の終了／44　裁判官への手紙／45　修辞の綾／46　最初の判決／47　牢獄／48　故郷への帰還／49　告発／50　ユダヤ人との夜の対話／51　二度目の裁判／52　「空想」／53　「虚栄と夢想」／54　「偉大なる神よ、全能の崇高なる神よ」／55　「もし十五年前に死んでいたなら」／56　二度目の判決／57　拷問／58　スコリオ／59　ペレグリノ・バロニ／60　ふたりの粉挽屋／61　支配者の文化と従属階級の文化／62　ローマからの書簡／注

訳者あとがき

解説　上村忠男