連帯論 : 分かち合いの論理と倫理

• Material Type: 図書
• ISBN: 978-4-480-01732-1
• Title: 連帯論 : 分かち合いの論理と倫理
• Title Transcription: レンタイロン : ワカチアイ ノ ロンリ ト リンリ
• Author/Editor: 馬渕浩二 著
• Series Title: 筑摩選書 ; 0216
• Author Heading: 著者 ： 馬渕, 浩二 マブチ, コウジ ( 01073581 )Authorities
• Publication, Distribution, etc.: 東京 : 筑摩書房 (出版)
• Publication Date: 2021.7
• Publication Date (W3CDTF): 2021
• Extent: 377p
• Size: 19cm
• Place of Publication (Country Code): JP
• Text Language Code: jpn
• Content Type: テキスト
• Media Type: 機器不用
• Carrier Type: 冊子
• Subject Heading: 社会的相互作用 シャカイテキソウゴサヨウ ( 00571918 )Authorities
• NDC 10th ed.: 361.3 : Sociology
• NDLC: EC71
• Target Audience: 一般
• Note (Bibliography): 文献あり
• Price: 1900円
• Holding library: 国立国会図書館
• Call No.: EC71-M49
• Data Provider (Database): 国立国会図書館 : 国立国会図書館蔵書; https://ndlsearch.ndl.go.jp
• Bibliographic ID (NDL): 031544830; http://id.ndl.go.jp/bib/031544830
• National Bibliography No. (JPNO): 23574696
• TOHAN MARC No.: 34228312
• Cataloging Rule: Nippon Cataloging Rules 2018 Edition
• Bibliographic Record Category (NDL): 111

• Summary, etc.: 〈連帯〉という言葉はすでに有効性を失っているのだろうか……。思想史的検討を経て、連帯が人間の基本構造であることを提示し、言葉の彫琢を試みた初の論考。(Provided by: 出版情報登録センター（JPRO）)
• Author introduction: 馬渕 浩二 1967年岩手県生まれ。東北大学大学院博士課程修了。中央学院大学教授。博士（文学）。専攻は、倫理学・社会哲学。著書に、『倫理空間への問い』『世界はなぜマルクス化するのか』（ともに、ナカニシヤ出版）、『貧困の倫理学』（平凡社新書）、訳書に、ハンス・ヨナス『回想記』（共訳、東信堂）など。(P...

Table of Contents

まえがき／序章　問題としての連帯／１　災害ユートピアからの問い／２　連帯する人間／３　本書の構成／第１章　連帯の類型と定義／１　連帯の前史／２　連帯の類型／３　連帯の定義／第２章　社会的連帯論の系譜／１　社会的連帯論の先駆／２　デュルケームの連帯論／３　ブルジョワの連帯論／４　社会的連帯論の射程／第３章　政治的連帯論の系譜／１　政治的連帯とは何か／２　社会主義における連帯／３　アナキズムの系譜（１）──バクーニン／４　アナキズムの系譜（２）──クロポトキン／５　カミュの連帯論／６　「連帯」から連帯へ／第４章　市民的連帯の圏域／１　福祉国家における連帯／２　福祉国家の理由／３　脆弱性と依存／４　福祉国家と資本制／５　福祉国家と連帯の危機／第５章　現代における展開／１　連帯の困難／２　リスク社会における連帯／３　ローティの連帯論／４　合理的選択と連帯／第６章　キリスト教の連帯論／１　愛から連帯へ／２　社会教説における連帯／３　解放の神学と連帯／４　社会教説の外部へ／第７章　連帯経済とは何か／１　資本制・経済・連帯／２　連帯経済の実践／３　連帯としての経済／４　連帯経済からの問い／第８章　人間的連帯と倫理／１　人間的連帯とは何か／２　消極的義務からのアプローチ／３　連帯の人間存在論／４　倫理的連帯へ／終章　連帯の限界と未来／１　誰による何のための連帯か／２　連帯の負の力／３　連帯のユートピア／注／参考文献／あとがき