日本銀行虚像と実像 : 検証25年緩和

• Material Type: 図書
• ISBN: 978-4-296-11785-7
• Title: 日本銀行虚像と実像 : 検証25年緩和
• Title Transcription: ニホン ギンコウ キョゾウ ト ジツゾウ : ケンショウ ニジュウゴネン カンワ
• Author/Editor: 河浪武史 著
• Author Heading: 著者 ： 河浪, 武史, 1972- カワナミ, タケシ, 1972- ( 032291470 )Authorities
• Publication, Distribution, etc.: [東京] : 日経BP日本経済新聞出版 (出版); 東京 : 日経BPマーケティング (頒布)
• Publication Date: 2023.6
• Publication Date (W3CDTF): 2023
• Extent: 325p
• Size: 19cm
• Place of Publication (Country Code): JP
• Text Language Code: jpn
• Content Type: テキスト
• Media Type: 機器不用
• Carrier Type: 冊子
• Subject Heading: 日本銀行 ニホン ギンコウ ( 00267242 )Authorities; 経済政策--日本 ケイザイセイサク ニホン ( 00568251 )Authorities
• NDC 10th ed.: 338.41 : Financial economics. Banks and trusts
• NDLC: DF235
• Bibliography of Persons in Modern Japanese Politics: 安倍晋三（1954-2022）; undefined：第5章 デフレの始まり、速水氏・福井氏 7 安倍晋三氏、反日銀の原点 pp.260-264; 黒田東彦（1944-）Open all of these items
• Target Audience: 一般
• Note (Bibliography): 文献あり 年表あり
• Price: 1800円
• Holding library: 国立国会図書館
• Call No.: DF235-M116
• Data Provider (Database): 国立国会図書館 : 国立国会図書館蔵書; https://ndlsearch.ndl.go.jp
• Bibliographic ID (NDL): 032878645; http://id.ndl.go.jp/bib/032878645
• National Bibliography No. (JPNO): 23859739
• TOHAN MARC No.: 34488216
• Cataloging Rule: Nippon Cataloging Rules 2018 Edition
• Bibliographic Record Category (NDL): 111

• Summary, etc.: 日銀新総裁に学者として初めて植田和男氏が就任。歴代の日銀総裁は何を考え、日本経済に何をもたらしたのか。日経記者が追った。(Provided by: 出版情報登録センター（JPRO）)
• Author introduction: 河浪 武史 日本経済新聞社 金融・市場ユニット 金融部長 1972年生まれ。95年日本経済新聞社入社、金融機関、日銀、財務省などの取材を担当。米コロンビア大客員研究員を経て、15年からワシントン支局特派員。米国ではＦＲＢやトランプ政権の取材を担当した。21年より現職。国内外の金融政策、金融ビジネス...

Table of Contents

序章　日銀と通念の破壊者

第１章　初の経済学者総裁の誕生（2023年～）

日銀候補の本命とされた雨宮氏は官邸からの打診を固辞し続けた。山口広秀元副総裁、森信親元金融庁長官らが候補に挙がる中、岸田官邸が最終的に選んだのは、初の経済学者総裁となる植田和男元東大教授だった。その人選を後押ししたのは、なんと本命候補だった雨宮氏。植田氏は初回の金融政策決定会合で「２５年間の金融緩和のレビューを開始する」と宣言。日銀は長期の金融緩和の修正へと動き出した。

第２章　アベノミクス、世紀の実験（2013～18年）

日銀の異次元緩和の仕掛け人は誰か。安倍晋三首相の周囲に集まる衆院議員、元財務官僚、リフレ派学者が「アベノミクス」をつくり上げた。その大元にいるのは、バーナンキ氏、クルーグマン氏といった米国のマクロ経済学者だ。安倍官邸が総裁候補として検討したのは４人。最終的に黒田東彦氏が選ばれたが、本命候補は別にいた。１３年４月の量的・質的金融緩和は「黒田バズーカ」と呼ばれたが、そこには日銀の組織防衛を目的とするいくつかの仕掛けがあった。円安誘導によって２％のインフレ目標の達成が近づいたかにみえたが…。