船底や漁網に使用されている防汚剤の変遷と生物影響

• Material Type: 図書
• ISBN: 9784769917090
• Title: 船底や漁網に使用されている防汚剤の変遷と生物影響
• Title Transcription: センテイヤギョモウニシヨウサレテイルボウオザイノヘンセントセイブツエイキョウ
• Author/Editor: 張野宏也 編集; 小島隆志 編集; 隠塚俊満 編集
• Series Title: e-水産学シリーズ ； ７
• Author Heading: 張野宏也 ハリノ ヒロヤ; 小島隆志 コジマ リュウジ; 隠塚俊満 オンヅカ トシミツ
• Publication, Distribution, etc.: 恒星社厚生閣; 恒星社厚生閣 (発売)
• Publication Date (W3CDTF): 2024-08-21
• Extent: 240p
• Extent (production): 240p
• Place of Publication (Country Code): JP
• Text Language Code: jpn
• Note (Binding Information): 判型 : A5
• Subject Heading: 防汚剤; 塗料; 有機スズ; 船底; 漁網; マイクロプラスチック; 生態リスク評価; 生物影響
• Target Audience: 一般
• Note (Content): Cコード（販売対象） : 専門; Cコード（発行形態） : 全集・双書; Cコード（内容） : 水産業; ジャンルコード : 自然科学
• Price: 5200
• Data Provider (Database): 出版情報登録センター : 出版情報登録センター（JPRO）

• Summary, etc.: 船や網の防汚剤に使われた有機スズは、環境汚染に伴い禁止される。有機スズや代替物質による汚染の変化や生物影響ほか、塗料粒子の問題や新たな防汚物質の開発等、科学的知見に基づき防汚剤による生態系へのリスクを評価する。(Provided by: 出版情報登録センター（JPRO）)
• Author introduction: 張野宏也 現職：神戸女学院大学教授 略歴：大阪大学大学院工学研究科修了、1987年4月より大阪市立環境科学研究所研に勤務、その間京都大学で博士農学を取得、2009年4月より現所属。 専門：環境化学 防汚物質を中心に環境汚染物質の調査を行い、環境中での挙動、生物への濃縮、浄化などを研究している。 著書...

Table of Contents

第１部　有機スズ化合物の汚染の現状と生物への影響（第１章　防汚剤の歴史と船底防汚塗料に関連する規制(過去と未来)（小島隆志）／第２章　巻貝類のインポセックスとその誘導メカニズム（堀口敏宏）／第３章　有機スズ汚染の現状（張野宏也）／第４章　沿岸生態系における有機スズ化合物の生物影響―小型甲殻類を中心として―（大地まどか）　第２部　有機スズ代替物質の汚染の現状と生態影響（第５章　ピリチオン類、シーナイン211の汚染実態と影響（隠塚俊満）／第６章　シブトリン、ジウロン、トラロピリルの汚染実態と生態影響（岡村秀雄）／第７章　ボラン類の汚染実態と影響（河野久美子））　第３部　防汚物質を取り巻く新たな問題と研究開発の進展（第８章　海に浮遊する人工微粒子－マイクロプラスチックである防汚塗料粒子－（岡村秀雄）／第９章　環境調和型付着防汚剤の開発（北野克和）／第10章　近年の船底防汚塗料の技術開発の動向（三重野紘央）／第11章　水産環境保全からみた防汚剤の利用について（隠塚俊満））