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医師の名簿

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医師の名簿には以下のようなものがあります。
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1. 長期間刊行されていた主要な医師の名簿(刊行終了)

日本医籍録

医学公論社から1-2年に1回刊行されていた医師の名簿です。
市区郡別に、医師の氏名、専門科名、自営医・病院名または勤務先、住所、出身地、生年月日、出身校、登録番号、経歴などを掲載しています。
東日本版は第77版(2004年発行)、西日本版は第78版(2005年発行)をもって刊行を終了しました。

当館が所蔵する『日本医籍録』の発行年・地域
発行年西暦地域
大正14年1925全国
大正15年1926全国※前半|全国※後半
昭和3年1928全国
昭和4年1929全国
昭和6年1931全国※昭和5年版
昭和7年1932全国
昭和9年1934全国関東奥羽中部中国・四国九州
昭和10年1935全国奥羽※昭和9年版|中部※昭和8年版|近畿※昭和9年版|中国・四国
昭和11年1936全国関東中部
昭和13年1938全国近畿中国・四国
昭和14年1939全国※医育機関ノ全景並ニ職員・医籍本文・府県別医師写真を掲載|全国※医学博士録・医事法規を掲載|中部近畿
昭和16年1941全国※昭和15年版の前半|全国※昭和15年版の後半|近畿※昭和15年版
昭和17年1942東日本
昭和26年1951全国
昭和29年1954北海道・東北・関東・東海・信越・北陸近畿・中国・四国・九州
昭和31年1956全国
昭和32年1957西日本
昭和33年1958東日本
昭和54年1979西日本
昭和55年1980東日本(東京都・北海道・東北)東日本(関東・中部)
昭和58年1983東日本西日本
平成3年1991東日本西日本
平成4年1992東日本西日本
平成7年1995西日本
平成8年1996東日本
平成12年2000東日本西日本
平成16年2004東日本
平成17年2005西日本

醫籍総覧

醫事公論社から年に1回刊行されていた医師の名簿です。
都道府県別に病院と開業医を掲載しています。開業医は、氏名、科目、院名または勤務先、住所、電話番号、出身県、生年月日、学歴、登録番号、略歴などを掲載しています。
東日本版は第80版(2004年発行)、西日本版は第81版(2005年発行)をもって刊行を終了しました。

当館が所蔵する『医籍総覧』の発行年・地域
発行年西暦地域
昭和37年1962東日本
昭和39年1964西日本
昭和41年1966東日本
昭和46年1971東日本西日本
昭和48年1973東日本
昭和49年1974東日本西日本
昭和50年1975東日本※5月発行|東日本※11月発行|西日本
昭和51年1976西日本
昭和52年1977東日本西日本
昭和53年1978東日本西日本
昭和55年1980東日本西日本
昭和56年1981西日本
昭和57年1982東日本※3月発行|東日本※12月発行|西日本(近畿、中国)西日本(四国、九州)
昭和58年1983東日本
昭和59年1984東日本西日本
昭和60年1985東日本西日本
昭和61年1986東日本
昭和62年1987東日本西日本
昭和63年1988東日本西日本
平成元年1989東日本西日本
平成2年1990東日本
平成3年1991西日本
平成4年1992東日本
平成5年1993西日本
平成6年1994東日本(北海道・東北、東京、関東・甲信越)東日本(関東・甲信越、中部・北陸)
平成7年1995西日本
平成8年1996東日本西日本
平成9年1997東日本
平成10年1998西日本
平成11年1999東日本
平成12年2000西日本
平成14年2002東日本
平成15年2003西日本
平成16年2004東日本
平成17年2005西日本

2. 明治期の医師の名簿

2-1. 全国の名簿

明治期に刊行された名簿

明治期以降に刊行された名簿

  • 『日本医学博士録. 明治21年5月-昭和18年8月末』(東西医学社 昭和19(1944) 【R490.35-To97ウ】)
    明治21(1888)年5月から昭和18(1943)年8月末までに医学博士を授与された人名が収録されています。姓名、専門科目、勤務先・職名、現住所、本籍、出身校、主論文などが掲載されています。

  • 『明治医師人名鑑 : 日本医史学会総会発表資料合冊』(樋口輝雄 2006 【E2-H314】)
    著者による日本医史学会総会における発表資料と『日本医史学雑誌』(日本医史学会 季刊 【Z19-494】)**に掲載された関連論文を合わせて製本した資料です。明治期の開業医の名簿、医籍登録者名簿、新潟、九州など地域を限定した医師名簿などが収録されています。

  • 『眼科医家人名辞書』(思文閣出版 2006 【SC2-H168】)*
    江戸期および明治初期の眼科医の人名辞典です。氏名の50音順に、生没年、経歴が掲載されています。

  • 『日本近現代医学人名事典 : 1868-2011』(医学書院 2012 【SC2-L5】)*
    明治元(1868)年から平成23(2011)年までの医師など3,762名の姓名、経歴、著書などを掲載しています。

2-2. 特定の地域の名簿

3. 大正期の医師の名簿

3-1. 全国の名簿

  • 『帝国医師名簿』(帝国医師名簿発行所 大正8(1919) 【60-473】)*
  • 『帝国医師名簿 改版』(帝国医師名簿発行所 大正11(1922) 【60-473イ】)*
    都道府県別に、医師の住所、姓名の一覧が掲載されています。朝鮮、台湾、樺太、関東州も含まれています。
  • 『大日本医師名簿』(光明社 大正14(1925) 【60-783】)*
    都道府県別に、医師の住所、姓名の一覧が掲載されています。樺太、朝鮮、台湾、関東州、南洋庁も含まれています。
  • 『日本医籍録』(医事時論社 1-2年に1回刊)
    詳細は上述の「日本医籍録」をご覧ください。
  • 『日本医学博士録. 明治21年5月-昭和18年8月末』(東西医学社 昭和19(1944) 【R490.35-To97ウ】)
    明治21(1888)年5月から昭和18(1943)年8月末までに医学博士を授与された人名が収録されています。姓名、専門科目、勤務先・職名、現住所、本籍、出身校、主論文などが掲載されています。
  • 『日本近現代医学人名事典 : 1868-2011』(医学書院 2012 【SC2-L5】)*
    明治元(1868)年から平成23(2011)年までの医師など3,762名の姓名、経歴、著書などを掲載しています。

3-2. 特定の地域の名簿

4. 昭和前期の医師の名簿

4-1. 全国の名簿

  • 『日本医籍録』(医事時論社 1-2年に1回刊)
    詳細は上述の「日本医籍録」をご覧ください。
  • 『日本医事大鑑』(日本医事大鑑刊行会 昭和3(1928) 【60-882】)*
    基礎臨床医学界の医師について、氏名、出身地、経歴が掲載されています。
  • 『大日本医師名簿. 昭和6年版』(金原商店 昭和5(1930) 【60-1028】)*
    都道府県別に、医師の姓名、住所の一覧が掲載されています。朝鮮、台湾、関東州、満州、樺太、南洋庁も含まれています。
  • 『日本医師名簿 : 附・改正医事法規解説』(日本医事新報社 昭和8(1933) 【特222-686】)*
    都道府県別に、医師の住所、姓名の一覧が掲載されています。樺太、台湾、朝鮮も含まれています。
  • 『日本医事年鑑』(日本医事新報社 【60-1461】)*
    昭和12(1937)年度版昭和13(1938)年度版昭和14(1939)年度版に「日本医師名簿」があり、医師の住所、姓名の一覧が掲載されています。樺太、台湾、朝鮮、満州も含まれています。
    また、昭和12~14年度版および昭和15(1940)年度版には「医学博士録」があり、姓名、本籍、出身校、専門科目、主論文、勤務先、住所などが掲載されています。
  • 『日本医学博士録. 明治21年5月-昭和18年8月末』(東西医学社 昭和19(1944) 【R490.35-To97ウ】)
    明治21(1888)年5月から昭和18(1943)年8月末までに医学博士を授与された人名が収録されています。姓名、専門科目、勤務先・職名、現住所、本籍、出身校、主論文などが掲載されています。
  • 『日本近現代医学人名事典 : 1868-2011』(医学書院 2012 【SC2-L5】)*
    明治元(1868)年から平成23(2011)年までの医師など3762名の姓名、経歴、著書などを掲載しています。

4-2. 特定の地域の名簿

5. 昭和後期以降の医師の名簿

5-1. 医師全般の名簿

5-2. 大学に所属する医師の名簿

大学の医学部に所属する医師の名簿は、次の資料にも掲載されています。

関連情報