歯科医の名簿
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科学技術・経済情報室 作成
代表的な歯科医の名簿には、以下のような資料があります。
【 】内は当館請求記号です。請求記号が記載されていないものは、版によって請求記号が異なります。国立国会図書館サーチでタイトルを入力して検索してください。
『資料名』(書誌情報)の後ろに*が付いている資料は、国立国会図書館サーチの書誌詳細画面に目次があります。
1.戦後の歯科医の名簿
当館では、戦後の時期について、1980年代より前の全国規模の歯科医の名簿はほとんど所蔵していません。
以下で紹介する資料のうち、『日本歯科医籍録』は1980年代より前にも刊行があり、国立国会図書館サーチで全国の図書館の所蔵も含めて検索すると、公共図書館や大学図書館での所蔵を確認できます。
『全国歯科医師名簿』(ドクターズファミリー 年刊)
都道府県・市区郡別の歯科医師の一覧です。医院名、氏名、電話番号、住所が掲載されています。2008年以降、電子資料(CD-ROM)で刊行されています。2015年度版を最後に、刊行されていません。『医育機関名簿』(羊土社 年刊)*(国立国会図書館デジタルコレクション)※デジタル化されていない巻もあります。
大学の歯学部に所属する医師の氏名、出身校、卒業年、主な研究領域が掲載されています。2017-'18版をもって刊行を終了しました。『日本歯科醫籍年鑑. 東日本版』(日本醫學新報社 不定期刊)
『日本歯科醫籍年鑑. 西日本版』(日本醫學新報社 不定期刊)
『日本歯科醫籍年鑑. 医育機関編』(日本醫學新報社 不定期刊)*
都道府県・市区郡別の歯科医一覧です。各個人は五十音順に配列され、氏名、専門科名、医院または病院名、所在地、生年月日、医籍登録番号、略歴、主論文などが掲載されています。いずれも第37版(2004年発行)をもって刊行を終了しました。『日本歯科医籍録』(医学公論社 不定期刊)(国立国会図書館デジタルコレクション)
都道府県・市区郡別の歯科医一覧です。都道府県ごとの五十音順(古いものはいろは順)に配列され、氏名、院名又は勤務先、生年月日、学歴、登録年月日番号、略歴、開業年月、学位受領年月などが掲載されています。当館での所蔵は断片的で、1955年前後、1980年、1990年に刊行されたものしか所蔵していません。
大学の歯学部に所属する医師は、以下の資料にも掲載されています。
- 『医学研究者名簿』(医学書院 年刊)(国立国会図書館デジタルコレクション)※デジタル化されていない巻もあります。
2004年版をもって刊行を終了しました。 - 『医科学研究者名簿 : ライフサイエンス : 全国国公私立研究所・薬学部・歯学部』(羊土社 隔年刊)(国立国会図書館デジタルコレクション)※デジタル化されていない巻もあります。
2005年版をもって刊行を終了しました。 - 『歯学研究者名鑑』(口腔保健協会 3年に1回刊)(国立国会図書館デジタルコレクション 1981年版/1985年版)
2005年版をもって刊行を終了しました。 - 『全国大学職員録』(廣潤社 年刊)(国立国会図書館デジタルコレクション)※デジタル化されていない巻もあります。
2006年版をもって刊行を終了しました。
2.明治から昭和前期までの歯科医の名簿
2-1.明治期
『歯科研究会々員名簿』(歯科研究会 明27 【特66-769】)(国立国会図書館デジタルコレクション)
歯科研究会の会員名簿です。名誉会員、在京之部協賛員、地方之部協賛員、通常会員と項目が分かれており、氏名と住所が掲載されています。『歯科学会々員名簿. 明治30年5月現在調』(歯科学会 明30 【特66-252】)(国立国会図書館デジタルコレクション)
歯科学会の会員名簿です。名誉会員、在京之部協賛会員、通常会員、地方之部協賛会員、通常会員と項目が分かれており、氏名と住所が掲載されています。『帝国医籍宝鑑』(南江堂 明31 【60-18】)*(国立国会図書館デジタルコレクション)
歯科医之部があり、都道府県ごとに歯科医の姓名、住所の一覧が掲載されています。『日本杏林要覧』(日本杏林社 明42 【60-252】)*(国立国会図書館デジタルコレクション)
歯科医籍が収録されています。都道府県別に歯科医の姓名、免許取得年月、出身、生年、住所の一覧が掲載されています。『最近東京医士名鑑』(医事通信社 明45 【60-307】)*(国立国会図書館デジタルコレクション)
東京在住の医師700人あまりが掲載されています。歯科医之部もあり、氏名、住所、経歴、技術などが掲載されています。一部、顔写真付きで紹介されている歯科医もいます。
2-2.大正期
『歯科医師宝典』(歯科学報社 大正5 【58-87】)*(国立国会図書館デジタルコレクション)
都道府県別に歯科医の氏名、住所の一覧が掲載されています。『全国歯科医師名鑑』(日本口腔衛生社出版 大正14 【60-787】)(国立国会図書館デジタルコレクション)
都道府県別に歯科医の登録番号、住所、氏名、生年月、資格の一覧が掲載されています。『日本医籍録 : 附・医学博士録・法規. -- 2版』(医事時論社 大正15 【60-685イ】)*(国立国会図書館デジタルコレクション 1分冊/2分冊)
第2分冊が歯科医師之部です。都道府県別に歯科医の姓名、住所、生年月日、経歴の一覧が掲載されています。
2-3.昭和前期
『日本歯科医籍録 : 附・全国歯科医師名簿. 昭和4年10月1日現在』(歯苑社 昭和5 【58-177】)(国立国会図書館デジタルコレクション)
前半は医籍録となっており、登録番号、族籍、氏名、生年月、登録月日、資格取得月日及資格の一覧が掲載されています。後半は全国歯科医師名簿となっており、都道府県別に歯科医の氏名、資格、住所の一覧が掲載されています。『日本歯科医師名簿 : 学校病院商店総覧』(日本歯科新聞社 昭和5 【特224-329】)*(国立国会図書館デジタルコレクション)
『日本歯科医師名簿 : 附・歯科商工業一覧. 昭和10年版』(日本歯科新聞社 昭和10 【58-223】)*(国立国会図書館デジタルコレクション)
都道府県別に歯科医の住所、氏名の一覧が掲載されています。台湾、樺太、朝鮮、満州なども含まれています。『埼玉県医師名鑑』(埼玉通信社 昭和5 【特227-938】)*(国立国会図書館デジタルコレクション)
歯科医師之部があります。地域別に歯科医の住所と氏名の一覧が掲載されています。