学校の名簿
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科学技術・経済情報室 作成
ここでは、国内の学校に関する名簿を紹介します。ここで扱う名簿とは、学校の名称、住所のほか、電話番号、その他の必要な情報が一覧として記されている資料です。学校の選定にあたって恣意性の高い資料は、ここでは対象としません。
ここに挙げた以外の名簿を検索する方法については名簿の調べ方をご覧ください。また、戦前の学校については戦前の学校の名簿、海外の学校については海外の教育について調べるをご覧ください。
【 】内は当館請求記号です。請求記号が記載されていないものは、版によって請求記号が異なります。国立国会図書館サーチでタイトルを入力して検索してください。『資料名』(書誌情報)の後ろに*が付いている資料は、国立国会図書館サーチの書誌詳細画面に目次があります。
1. 冊子体の名簿
1-1. 学校全般の名簿
- 『全国学校総覧』(原書房 年刊 【Z41-136】)
文部科学省の所轄する全学校(大学、大学院、短期大学、通信制大学、高等専門学校、高等学校、中等教育学校、中学校、小学校、幼稚園、特別支援学校など)および文部科学省所轄以外の大学校などの基本データを収録しています。
各校につき、学長名、学部、入学定員などが掲載されています。巻末に付表として都道府県別学校数・学生数・教員数などのデータも掲載されています。 - 『帰国子女のための学校便覧』(海外子女教育振興財団 年刊 【Z41-996】)
小学校、中学校、高校、短期大学・大学における、帰国子女受入校の情報が掲載されています。入学・編入学資格、選考方法、受入後の指導内容などが掲載されています。
2024年版をもって刊行を終了しました。
1-2. 大学・専修学校などの名簿
- 『全国大学一覧』(文部科学省 年刊)
『全国短期大学一覧』(文部科学省 年刊)
『全国高等専門学校一覧』(文部科学省 年刊 【Z41-947】)
『文部科学大臣所轄学校法人一覧』(文部科学省 年刊)
全国の大学、短期大学、高等専門学校および文部科学大臣所轄学校法人について、所在地、連絡先、設置学部・研究科、沿革などの情報を学校ごとにまとめた資料です。令和2(2020)年版をもって冊子体での刊行を終了しました。
令和3(2021)年版以降は、文部科学省ホームページ内「大学・短期大学・高等専門学校・法人一覧」のページに掲載されています。 - 『全国専修学校総覧:進学指導資料』(職業教育・キャリア教育財団 年刊 【Z41-5874】)
都道府県順に、各校の法人名、学科名などを掲載しています。 - 『大学案内 : 障害者版』(全国障害学生支援センター 不定期刊)
全国障害学生支援センターが全国の大学・大学校に対して行った調査結果をまとめた資料です。各大学につき、障害学生の概要、入試情報、キャンパスの設備情報、入学後の支援状況などが掲載されています。 - 『大学〈建築関係学科〉名簿』(日本建築学会 隔年刊)*
1-3. 高等学校の名簿
- 『全国定時制通信制高等学校基本調査』(全国高等学校定時制通信制教頭・副校長協会 年刊)
都道府県順に、各校の学級数、定員、生徒数、給食の形態、校長氏名が掲載されています。定時制・通信制学校数と生徒数の年度別統計も掲載されています。
1-4. 職員録
学校の職員録(全般)
- リサーチ・ナビ「地方教員 官吏・軍人・公務員だった人物を探す」
明治期から1990年代までの、国立国会図書館デジタルコレクションで閲覧可能な地方教員の名簿を、資料別または都道府県別に掲載しています。 - 『教育・文化・宗教団体関係図書目録 : 1999-2003』(日外アソシエーツ 2004 【F1-H31】)
『教育・文化・宗教団体関係図書目録 : 45/93』(日外アソシエーツ 1994 【F1-E103】)(国立国会図書館デジタルコレクション)
平成11(1999)年から平成15(2003)年まで、および昭和20(1945)年から平成5(1993)年までに刊行された教育・文化・宗教団体に関する図書が、分野別に掲載されています。学校名から、教職員名簿を含む記念誌などの書名を特定することができます。
大学の職員録
- 『職員録』(国立印刷局 年刊)
国立大学の教職員名が掲載されています。 - 『文部科学省国立大学法人等幹部職員名鑑』(文協ニュース社 年刊)
国立大学、国立高等専門学校の学長をはじめとする幹部職員の名簿が掲載されています。 - 『全国大学職員録』(廣潤社 年刊)
「国公立大学編」「私立大学編」に分かれて刊行されています。平成18年版をもって刊行を終了しました。一部はデジタル化されています(国立国会図書館デジタルコレクション)。
戦前の学校の職員録
- リサーチ・ナビ「官吏・軍人・公務員だった人物を探す」>「昭和前期までの教育機関・その他」
昭和前期までの帝国大学、旧制高等学校などの職員録をまとめたページへのリンクを掲載しています。 - リサーチ・ナビ「昭和前期までの地方の中学校・高等女学校 官吏・軍人・公務員だった人物を探す」
昭和前期までの地方の中学校・高等女学校の教職員の名簿を、都道府県・地域別に掲載しています。
1-5. その他
- 『学校名変遷総覧 : 大学・高校編』(日外アソシエーツ 2006 【F2-H149】)
原則として2006年4月時点で設置されていた大学、短期大学、高等専門学校、高等学校6481校の校名の変遷を追った資料です。 - 『私塾・私学・企業教育ネット要覧』(全日本学習塾連絡会議 年刊)*
2. インターネット情報源
国内の学校を検索するインターネット情報源には、以下のようなものがあります。
そのほか、都道府県のホームページに、都道府県内の幼稚園、小学校、中学校、高等学校などの学校一覧が掲載されていることがあります。
2-1. 大学などを検索できるインターネット情報源
- 大学ポートレート(大学改革支援・学位授与機構)
国公私立の大学と短期大学の教育情報を提供するウェブサイトです。大学・短期大学ごとに、大学の特色、卒業生の進路、教員、学生、キャンパス、カリキュラムなどの情報を掲載しています。 - 文部科学省関連リンク集(文部科学省)
「教育」のページ内で、国立大学、公立大学、公私立短期大学、私立大学などについて、各校ホームページへのリンクが掲載されています。
2-2. 専門学校を検索できるインターネット情報源
- 全国専門学校データベース
株式会社SiKi(エスアイケイアイ)が管理するデータベースです。国内の専門学校について、所在地、連絡先、設置者名、校長名、認可年月日、入試情報などが掲載されています。
2-3. その他の学校を検索できるインターネット情報源
- 全国日本語学校データベース
株式会社SiKi(エスアイケイアイ)が管理するデータベースです。国内の日本語学校について、所在地、連絡先、設置者名、校長名、認可年月日、授業料などが掲載されています。 - 海外子女教育振興財団
「帰国子女受入校検索」から、約1,400の帰国子女受入校(幼小中高大)の情報を検索できる「国内学校情報検索サイト」にアクセスできます。無料ですが、登録が必要です。