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Records of the Strategic Plans Division, Offices of the Chief of Naval Operations and Predecessor Organizations

更新
憲政資料室 作成

資料群名(日本語)

米海軍作戦本部戦略計画部文書

請求記号

YF-A95

資料形態

マイクロフィルム

数量

50巻

主言語

英語

主な内容

OPNAV戦略計画部及びその前身にあたるCOMINCH計画部・OPNAV戦争計画部に関する文書全14シリーズのうち、3シリーズを収録。なお、資料全563ボックスのうち、この3シリーズを含む184ボックスは1996年に米国国立公文書館(NARA)に移管された。当館所蔵の3シリーズの内容については、下掲「資料の構成」を参照。

資料の構成

マイクロフィルムに含まれる資料及びリール数は以下のとおり。

Reel 1-24: Series 3: Miscellaneous Subject File, 1917-1947
主にOPNAV戦争計画部及びCOMINCH計画部に保管されていた雑資料。陸軍・海軍・海兵隊の諜報・戦争計画担当部局作成の計画・予測文書、戦前期に開かれた会議の議事録、科学調査に関するレポート類がある。また、ドイツ、イタリア、日本に関する米陸軍の調査、ノルマンディー上陸作戦を含む合同作戦関係の資料、委任統治領における艦隊海兵隊記録、米日戦争において戦略的価値を持つ太平洋諸島の占領・防衛に関する計画類が含まれる。
Reel 25-29: Series 8: Records Summarizing Operations, 1939-1945
米海軍作戦レポート、両戦域における交戦による人的被害、捕虜、船舶・航空機の損害、艦隊の行動を記載した作戦行動日誌
Reel 30-50: Series 12: Records of the Pacific, Alaskan, and Far Eastern Section, 1940-1946
COMINCHと戦後のOPNAV戦略計画部にあった太平洋セクション及びその後継組織の資料。戦略予測の作成や作戦調整を行った。資料には、対日戦略調整のために行われた太平洋艦隊スタッフの会議議事録を含む。
旧蔵機関名

米海軍作戦本部戦略計画部

歴史

1919年夏、米海軍作戦本部(the Office of the Chief of Naval Operations (OPNAV) に海軍の政策、兵站、戦術の統合を任務とする戦争計画部(the War Plans Division, Op-12)が設置された。1941年12月、当時の局長リッチモンド・K・ターナー(Richmond. K. Turner)が合衆国艦隊(the United States Fleet, COMINCH)の参謀副長を兼務し(1942年6月まで)、1942年1月には、戦争計画部のうち計画部分を担うセクションB(Op-12B)がCOMINCHに移管されたことから、第二次世界大戦初期の戦略・後方計画策定はCOMINCHが行った。また、1942年3月、アーネスト・J・キングが合衆国艦隊司令長官となり、同時に海軍作戦本部長を兼務した。COMINCHの計画部(the Plans Division)は諜報(Intelligence, F-11)、計画(Plans, F-12. もとはOp-12B)、連携(Liaison, F-13)の3セクションによって構成されたが、F-11は次第に切り離された一方、F-12は拡張し、統合参謀本部(the Joint Chief of Staff)の下部組織で、戦争遂行計画を担った合同戦争計画委員会(the Joint War Plans Committee)の海軍セクション(Navy section)とも強く関与した。1945年10月、COMINCH廃止に伴い、計画部はOPNAVの戦略計画部(the Strategic Plans Division)へと改組された。

原所蔵機関

米国国立公文書館(RG38)

受入

この文書はScholarly Resources 社がマイクロフィルム化して市販している。当館では2013年度に購入した。

検索手段

マイクロフィルム付属の目録(憲政資料室内備付冊子目録)

関連資料