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単位について調べる

ここでは、単位全般について、よく参照される科学的事実を体系立てて掲載している事典類などの資料やその探し方を紹介します。
『資料名』(書誌情報)の後ろに*が付いている資料は、国立国会図書館サーチの書誌詳細画面に目次があります。

【 】内は当館請求記号です。

1. 参考図書

  • 『理科年表 = Chronological scientific tables』(机上版 丸善 年刊 【Z43-470】)(机上版 丸善出版 年刊 【Z43-470】)(目次例: 2021
    自然科学分野全般を網羅した便利なデータブックです。単位に関する基礎的な情報を「物理/化学部」にまとめています。巻末に索引があります。
  • 『数える・はかる・単位の事典 = Encyclopaedia of Units of Measurement』(東京堂出版 2017.11 【M2-L53】)
    小学校高学年から高校生、一般の人々を対象に、単位や計測に関する用語(計測用具名や人名などを含む)を五十音順に排列し、図表を用いてわかりやすく解説した事典です。巻末にはさまざまな助数詞(例:食パンの数え方「斤」)をまとめた表などが付録として掲載されているほか、索引があります。
  • 『丸善単位の辞典』(丸善 2002.3 【M2-G163】)
    国内外の単位や単位に準じて使用される表現(例:「東京ドーム何個分」)など、約5,200個の用語を五十音順に排列し解説した辞典です。巻末には単位の換算表などが付録として掲載されているほか、記号索引と欧文索引があります。
  • 『度量衡の事典』(同成社 2006.4 【M2-H98】)
    古代から近世に至る日本、中国、朝鮮、西洋の度量衡に関する約1,000項目の用語を五十音順に排列し、解説した事典です。度量衡に関する制度や人物なども扱っています。巻頭には分類別索引があります。巻末には長さ・面積・体積・重さに関する単位の換算表が掲載されています。
  • 『図解単位の歴史辞典』(柏書房 1991.5 【M2-E107】)*
    歴史書や古典などに登場する、日本、中国、朝鮮の単位および関連する約2,700個の用語を五十音順に排列し、解説した辞典です。貨幣、暦法、方位に関する単位も扱っています。巻末には索引、単位の換算表、日本と中国の年号対照表などが掲載されています。
  • 『早わかりSI単位辞典』(技報堂出版 2003.9 【M2-H31】)*
    各学問分野別に必要な国際単位系(SI単位)についてもれなく解説した資料です。当分の間使用が認められている非SI単位や、使用が公認されている非SI単位についても解説しています。巻末に和文索引、英文索引、単位記号索引があります。
  • 『計量単位便覧』(増補 化学工業社 1984.9 【M2-242】)*(国立国会図書館デジタルコレクション:館内限定)
    物理、工学、産業の分野でよく用いられる面積、質量、温度などといった単位の換算表が多数掲載された資料です。例えば、メートル法とヤード・ポンド法の換算が一目でわかるようになっています。

2. 国立国会図書館サーチで検索するには

その他の資料は、国立国会図書館サーチで検索できます。タイトルや編者・出版者名に含まれるキーワードから探してください。
科学技術振興機構が提供するJ-GLOBAL外部サイトにて別名や同義語を調べ、キーワードを広げることも有用です。

国立国会図書館サーチの検索結果を所蔵場所「科学技術・経済情報室」で絞り込むと、科学技術・経済情報室で開架している参考図書類を検索できます。

ここでは、国立国会図書館分類表(NDLC)による分類や国立国会図書館件名標目表(NDLSH)による件名から検索する代表的な方法を紹介します。

分類

以下のような分類記号に、キーワードとして「単位」「度量衡」「計量」などを掛け合わせて検索します。

  • 科学技術一般(辞典・便覧類) M2
  • 測定・測定器一般 M191
  • 単位 M193
  • 度量衡 M194

件名

「単位」「度量衡」「測定・測定器」のほか、「国際単位系」「助数詞」「メートル法」などが普通件名として挙げられます。

また、Web NDL Authorities(国立国会図書館典拠データ検索・提供サービス)の分類記号検索において「NDLC」を選択し、「M191」や「M193」などで検索すると、単位に関連するほかの普通件名を探すことができます。

3. インターネット情報源

関連情報