人体のサイズを調べる

人体のサイズ関係の情報を調べるには以下のようなものがあります。
【 】内は当館請求記号です。
『資料名』(書誌情報)の後ろに*が付いている資料は、国立国会図書館サーチの書誌詳細画面に目次があります。

1. 人体のサイズを調べる

人体のサイズについて調べるための資料には以下のようなものがあります。

人体の測定方法について調べるための資料には以下のようなものがあります。

このほか、身長や体重などは統計調査が実施されています。リサーチ・ナビにおいて関連する主な記事を紹介します。

また、人体のサイズに関する規格もあります。規格の調べ方については以下の記事をご覧ください。

2. 国立国会図書館サーチで検索するには

ここに紹介する以外の資料は、国立国会図書館サーチで検索できます。タイトルや編者・出版者名に含まれるキーワードから探してください。
科学技術振興機構提供のJ-GLOBALLeave the NDL website. で別名や同義語を調べ、キーワードを広げることも有用です。

国立国会図書館サーチの検索結果を所蔵場所「科学技術・経済情報室」で絞り込むと、科学技術・経済情報室で開架している参考図書類を検索することができます。

ここでは、国立国会図書館分類表(NDLC)による分類や国立国会図書館件名標目表(NDLSH)による件名から検索する代表的な方法を紹介します。

分類

以下のような分類記号に、キーワードとして「サイズ」「計測」「測定」「データ」などを掛け合わせて検索します。

  • 人間工学 M141 *人体測定を含みます。
  • 形質人類学 SA31

件名

「人体測定」、「人間工学」、「福祉工学」などが普通件名として挙げられます。

また、Web NDL Authorities(国立国会図書館典拠データ検索・提供サービス)の分類記号検索において「NDLC」を選択し「M141」、「SC31」などで検索をすると、人体のサイズに関連するほかの普通件名を探すことができます。

3. インターネット情報源

  • HQLデータベースサイトLeave the NDL website. (人間生活工学研究センター)
    「寸法」のページに、子ども、乳幼児、標準的体型の中年男女の3つの人体寸法データベースが無料公開されています。有料で入手できるものも紹介されています。
  • AIST/HQL人体寸法・形状データベースLeave the NDL website. (人工知能研究センター)
    産業技術総合研究所が作成した人体寸法・形状のデータベースです。同研究所に所定の事項を記載して問い合わせると、データベース情報のの提供を受けることができます。なお、1991年~1992年に計測した個別データLeave the NDL website. (18-29歳男女各200名、60歳以上男女各50名の日本人)については、ダウンロードできます。
  • JIS検索Leave the NDL website. (日本産業標準調査会)
    人体の測定に関する日本産業規格(JIS規格)「人間工学-設計のための基本人体測定項目」(Z8500:2002)の規格を閲覧できます(要・利用者登録)。規格票は当館関西館でも所蔵しています【M/JIS Z 8500:2002】。規格本文は『JISハンドブック 人間工学』で閲覧できます(例:『JISハンドブック 人間工学 2023』 (日本規格協会 2023.1 【M361-M426】)。
    ※規格票は個々のJISをA4サイズで印刷した小冊子で、本文のほか、解説が付属している場合があります。
  • ISO 7250-1:2017Leave the NDL website. (International Organization for Standardization)
    人体の測定に関するISO規格"Basic human body measurements for technological design -- Part 1: Body measurement definitions and landmarks"を有料で入手できます。
  • PeopleSize 2020Leave the NDL website.
    オーストラリア、アメリカ合衆国、フランス、日本、中国などのデータをまとめた有料データベースです。

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