御伽草子を描いた絵巻
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第1章 第4節
御伽草子を描いた絵巻
室町時代には、「御伽草子」と呼ばれる短編物語が多数生み出された。室町物語とも称されるこれらの物語では、作者や読み手が庶民にまで広がり、人間だけではなく鳥獣器物等の異類までも主人公として、これまでにない親しみやすいストーリーも多く生まれた。
そこには時に奇想天外で、時にどこか下世話で、時に涙誘われる、愛すべき物語の世界が広がる。特に、貧しい者が富や名声、不老長寿を手に入れる物語や、主人公が弱者を救い、世を治める物語は、戦乱の世を生きた庶民の、平和や豊かさへの願いを表すかのようだ。
また、御伽草子の生まれた時代には、源平の戦いも過ぎ去った歴史となり、『平家物語』や『義経記』に題材を取った物語も散見される。
梅津長者物語
16 梅津長者物語 書写年不明【す-34】 ※原本は江戸前期の成立(住吉具慶 画)
全編を通して七福神が登場し、おめでたい話に終始する立身出世の物語絵巻であると同時に、柿渋の団扇を持つ貧乏神の姿を図像化した絵巻としても注目されています。
昔、山城の国の梅津というところに、とても貧しく信心深い左近丞夫婦がいました。ある日、尼を助けてお礼をもらい、そのお金で餅を買って二人で分けようとしたところ、痩せた老人に出会い、惜しげもなく餅を与えてしまいました。するとその日の夜、夢の中に福の神が現れ、老人は恵比寿の化身だったことが分かります。やがて、七福神が次々と夫婦の家を訪れ、貧乏神を追い出し、裕福になった左近丞の家を襲ってきた盗賊をも倒しました。最初に助けた尼の縁で、妻は関白の子の乳母となり、左近丞も官職を得て、梅津長者と呼ばれるようになりました。
東京1期(10/1~12) 展示箇所は、福の神を迎えての宴会の場面。
東京2期(10/15-26) 展示箇所左は、福禄寿が鶴、寿老人が鹿に乗って左近丞の家にやってくる場面。展示箇所右は、やってきた七福神たちが宴会をしている場面。(詞書の前後で、来訪の前に宴会の絵が配され、順序の乱れが生じている。)
東京3期(10/28~11/9) 展示箇所は、夫婦の家にいた貧乏神を追い出す場面。
大ゑつ
17 大ゑつ [江戸前期]写 【WA31-17】
恵比寿・大黒といった福の神の利益で立身出世する、おめでたい物語です。
吉野の里に住む木こりの大悦の助(大ゑつ)は、親を安楽に養いたいと清水観音に祈願し、わらしべ一本を授かります。大ゑつは、これを順に梨・絹・馬と交換し、ついに黄金3枚を手に入れて、親孝行を尽くします。感心した大黒が大ゑつを訪れ、宝を授けたうえ、鬼やらい*の方法を教えます。続いて恵比寿も現れ、めでた尽くしの舞・連歌、相撲で遊びました。富貴となった大ゑつの屋敷に盗賊が押し寄せますが、恵比寿・大黒が打ち払います。盗賊は亡霊となり、異形の者とともに大ゑつに仇を為そうとしますが、大般若経の功徳で成仏します。これが帝の耳に入り、大ゑつは貴族の位を与えられて、子々孫々まで栄えます。
*煎り豆を投げ、鬼を追い払うこと。豆まき。
東京1期(10/1~12)
関西(11/15~29)
竹取物語
18 竹とり物語 [江戸前期]写 【本別12-3】
最古の物語ともいわれる「竹取物語」ですが、御伽草子同様、人々に広く親しまれ、室町末期以降に作られた絵巻作品が多く伝わっています。
あるとき、竹取の翁が光る竹を見つけたところ、なかに小さな女の子がいました。家に連れ帰り育てると美しい娘となり、多くの求婚者が現れました。姫が結婚の条件として求婚者に示したのはどれも難題ばかりで、誰も成功しません。とうとう帝が姫を見初め、二人は和歌を通じて心を交わします。しかし、姫は自分が月の都の人であり、8月の満月の夜に月から迎えが来ることを伝えます。天人たちが現れると、姫は帝に別れを惜しむ歌と不死の薬を託し、月に帰ってしまいました。残された帝は姫のいない世で永らえても意味はないと駿河の山に不死の薬を捨ててしまいます。
関西(11/15~29) 展示箇所は、5人の求婚者が並ぶ場面。
東京2期(10/15-26) 展示箇所は、求婚者の一人が持ってきた火鼠の皮衣を前にする場面。
東京3期(10/28~11/9) 展示箇所は、かぐや姫が月に帰る場面。
福富草紙
19 福富双紙 緱山正禎 写 文政1(1818)年 【ぬ二-14】
たかむこの秀武という翁が、貧乏を脱したいと神に祈願しました。くろがねの鈴の柑子(みかんの一種)を夢に見た秀武は占い師に相談し、身のうちから意外な音が出ることを知ります。秀武は大道で面白おかしく放屁の芸を披露し、中将殿から多くの褒美を頂いて、社へ御礼参りに向かいます。
後日、秀武は、隣家の福富という男に芸の教授を乞われ、「朝顔の種を飲めばよい」と嘘を教えます。朝顔の種には下剤の効果があるため、福富は大失敗。福富の妻は秀武を呪い、大道で秀武に喰いつきます。
『福富草紙』は詞書を持たず、絵と画中詞のみで話を進めていく点に特徴がある。上下2巻から成るが、当館では福富が登場する前の、上巻の写しのみを所蔵する。
東京1期(10/1~12)
関西(11/15~29)
鏡破翁絵詞
20 鏡男絵巻 書写年不明【ん-54】 ※原本は室町時代成立か
生まれて初めて鏡を見た人たちの騒動を描いた物語です。
昔、近江国の山里に住む翁が都に行き、市で初めて鏡を見て、そこに映る美しい女房や宝物が全部鏡の中にあるものと思い込み、千両払って鏡を買いました。帰宅後、大事にしまい込みましたが、妻が翁の留守の間に鏡をのぞき、映った自分を見て知らぬ女を連れ帰ったと誤解して泣きました。翁は鏡が悪いと刀で切り砕きましたが、鏡の中に映る顔は消えず、弓を構えて矢を放とうとしました。しかし鏡の中の人も弱る気配がないため、翁は逃げ出し、山奥の白ねずみの隠れ里に辿り着きました。そこは女ばかりの里で、男の来訪は吉事と歓迎され、財宝と不老不死の薬をもらって帰り、子宝にも恵まれて一家は栄えました。
東京3期(10/28~11/9) 展示箇所は、翁が粉々に砕いた鏡に向かい、なおも矢を放とうとする場面。
道成寺絵巻
21 道成寺絵巻 [江戸後期]写 【ん-8】
三井寺の僧賢学が、清水寺で出会った長者の娘に懸想して契りを結びますが、実はこの娘は、賢学がその昔「仏道修行の妨げ」として殺したはずの相手であったことがわかります。娘を捨てて逃げる賢学を、娘の面影が追いかけます。娘は実体化して蛇となり、賢学が隠れた古寺の鐘を破壊して捕らえ、日高川に沈みます。
道成寺伝説として一般的なのは、紀州道成寺に伝わる絵巻『道成寺縁起』に基づく、以下のストーリーであろう。
奥州から熊野参詣に来た若僧が、宿の嫁に懸想されて逃げ出す。嫁は蛇体となって逃げた僧を追い、道成寺の鐘に隠れた僧を焼き殺す。ふたりはともに蛇と化すが、法華経の功徳により、天人に生まれ変わる。
一方、展示資料のあらすじは囲み内のとおりで、『賢学草紙』『日高川草紙』ともよばれる異本の系統である。紀州道成寺の『道成寺縁起』が仏教説話的な性格を持つのに対し、奇談的な性格を強く持っている。
東京2期(10/15-26)
関西(11/15~29)
はちかづき
22 三草紙絵巻 書写年不明 【亥-218】
備中守夫妻には、一人の姫がいました。姫が13歳のときに妻が患い、日ごろ信心する長谷の観音への誓いどおり、姫の頭に手箱を載せ、鉢を被せて亡くなります。継母は鉢の取れない姫(鉢かづき)を追い出します。姫は川へ身を投げますが、鉢が浮きとなって沈みません。
国司に助けられた姫は、国司の息子、宰相殿と恋仲となりますが、姫を嫌う宰相殿の母と乳母は、4人の息子の嫁比べを行うと決めます。嫁比べ当日、姫の頭から鉢が落ち、中から豪華な衣装や宝物が出てきました。元の姿に戻った姫は、琴・歌・書の腕前を披露し、嫁として認められます。また後日参詣した長谷の観音で、出家していた実父とも再会します。
関西(11/15~29)
東京1期(10/1~12)
文正草子
22 三草紙絵巻 書写年不明 【亥-218】
鹿島神宮で雑役に従事していた文太が塩売りとなり、栄えたという立身出世の物語です。
文太は、彼の将来を案じた大宮司からその職を解かれ、塩焼のもとで働くことになり、やがて塩釜を譲り受けます。文太の塩は他の塩よりも質が良く病を治すために通常の10倍の値段で売れた上、その釜では普通の釜の10倍の量を作ることができたため、あっというまに文正長者と呼ばれるまでになりました。鹿島大明神に子宝祈願をすると娘が2人生まれ、大変美しく成長しました。ある時、その評判を聞いた関白の息子の中将が、友人たちと旅の商人の振りをして文太の屋敷を訪れます。中将と姉姫は互いに思いを寄せて結ばれ、2人は都に上って結婚しました。妹も帝に見初められ、文正は宰相となり、一家は栄えました。
関西(11/15~29) 展示箇所は、塩焼として成功して立派になった文太の屋敷。大勢の使用人もいるが、子がないことを悩んだ文太は、鹿島大明神にお参りに行く。
東京2期(10/15-26) 展示箇所は、中将たちが商人の姿で文太の屋敷を訪れ、屋敷の人々が商人らしからぬ一行の食事の様子などをいぶかしむ場面。
藤袋草子
23 藤袋草子 住吉如慶 写 慶安2(1649)年【本別7-561】 ※原本は室町時代の成立(土佐光信 筆)
猿にさらわれた娘を猟師が助け出す物語です。異類と人間とのかかわりが描かれます。
近江国に住む翁は辻に捨てられていた赤子を拾って大切に育てたところ、その子は大変美しい娘に成長しました。ある時、翁は畑仕事がつらかったので、「手伝ってくれたら山の猿でも娘の婿にするのに」と言うと、本当に猿が畑を手伝いに来てしまいました。翁は娘を藪に隠しますが見つかり連れ去られます。娘が泣いてばかりいるので、猿たちは歌や舞を見せますが泣き止みません。猿たちは珍しい木の実を採りに行こうと考え、奪い返されないよう娘を籠(藤袋)に入れて木に吊るして出かけました。一方、老夫婦の話を聞いた猟師が猿の留守中に娘を助け出し、代わりに犬を籠に入れました。猿が帰ると犬が飛び出し、猿たちは退治されました。娘は猟師と結婚し、幸せに暮らしました。
東京3期(10/28~11/9) 展示箇所は、娘を慰めるために猿たちが宴を開いている場面。
浦島太郎
24 [浦島太郎] [室町末期-江戸初期]写【WA31-21】
浦島伝説の起源は古く、形を変えつつ伝承されてきました。展示資料は室町後期の作と思われ、冒頭や巻末を欠くとみられるものの、浦島が姫に打ちかかるなど、ほかの浦島物語にはない、独自の展開や描写がみられます。
物語は、浦島が船上の姫を化け物と疑う場面から始まります。ところが姫は龍女で、浦島をもてなしたいという龍宮の大王の意向により、彼を迎えに来たのでした。龍宮は宝珠の光で満たされ、昼夜の別がない場所でした。浦島は歓待され、四方四季の庭*などを楽しみます。故郷に戻った浦島は、見知らぬ翁の家で暮らすことになります。10年ほど経ったある日、姫から貰った玉手箱を開けると、浦島は700歳ほどの翁となり、数日後には鶴の姿となりました。姫は亀となって鶴と再会し、ともに1万年を過ごしました。
*春夏秋冬の景色が同時に存在する庭。異界の象徴。
東京3期(10/28~11/9)
狐の草子
25 きつねの草子 書写年不明【本別7-564】 ※原本は室町時代の成立(土佐光信 画)
異類との婚姻を扱う物語の一つです。ある老僧は、美しい女房と文を交わして親しくなり、その屋敷に招かれました。迎えの車やお付きの者、交わす歌も素晴らしく、そこで過ごすうちに7年が過ぎました。ところがある日、若い僧たちが屋敷を訪れると、女房やお付きの者は狐に変わり逃げ出しました。老僧が気づくと、周りはゴミや骨だらけの床下で、着ているものは紙の服でした。やっとの思いで這い出しましたが、通りの子どもたちにも笑われました。故郷に戻ると、7年と思っていた月日は、たった7日のことでした。
東京1期(10/1~12) 展示箇所は、狐たちの正体が露見して逃げ出す瞬間と、その後、僧が気づいて床下から這い出す場面。
地蔵堂草紙
26 地蔵堂草紙 住吉具慶 写 寛文4(1664)年【本別7-563】 ※原本は室町時代の成立(土佐光信 筆)
堕落した僧が改心する物語です。
越後国菅野の地蔵堂で、千日の写経を行う僧のもとを美しい女房が訪れ、寄進(寄付)を申し出ます。写経を終えた僧は女房との逢瀬を重ねたのち、海底にある女房の屋敷に招かれます。女房は僧に「あなたの修行は邪心のため、無駄になってしまった」と伝え、僧が写した経典を見せます。なんとそこには「早く写経を終えて、女房と寝たい」と繰り返し書かれていたのです。僧は恥じ入って地蔵堂に帰りますが、一晩経つと、その姿は大蛇に変わっていました。僧は懸命に地蔵に祈り、蛇の皮を脱ぐことができましたが、一方で自分が戻ったのは、200年後の世界であることを知りました。僧は今度こそ修行に励み、往生を遂げました。
展示資料には詞書がない。あらすじは『御伽草子絵巻』(奥平英雄編,角川書店,1982)収載の「地蔵堂草紙」に基づき作成。
東京2期(10/15-26)
橋姫物語(伊多矢貝)
27 伊多矢貝 [江戸時代]写【ん-187】 ※原本は江戸時代成立の「橋姫物語絵巻」
龍王にさらわれた夫を待つ橋姫の物語です。
あるところに、2人の妻を持つ中将がいました。橋姫という妻が身ごもったため、中将は七色のわかめを求めて海に出かけました。しかし、浜辺で笛を吹いているところを龍王にさらわれてしまいます。橋姫が中将を探して海に行くと1軒の家があり、中に老婆が住んでいました。老婆は中将の行方を知っており、「会わせてやるけれど、自分が不在の間、絶対に火にかけた鍋の中を見てはいけない」と言って出かけていきます。橋姫がその言いつけを守って待っていると、中将と一時を過ごすことができました。話を聞いたもう一人の妻も浜辺にいきますが、老婆の家で鍋の蓋を取ってしまいます。その後、中将の姿を物陰から見ることができましたが、中将は橋姫のことしか口にしません。それを聞いた彼女が嫉妬のため飛び出すと、中将の姿は消え、浜辺には龍王の具足と言われる伊多矢貝が残されているだけでした。もう二度と中将と会うことができなくなり、橋姫は彼女に話したことを悔やみました。
東京1期(10/1~12) 展示箇所は、老婆の言いつけを守った橋姫が、龍宮から異形の者たちに護られてやってきた中将に会うことができた場面。
義経奥州下り
28 義経奥州下り [室町後期]写 【WA31-18】
源義経の生涯のうち、奥州への逃避行を描く作品群のひとつです。
平氏の滅亡後、兄頼朝と対立した義経は、かつて庇護を受けていた藤原秀衡を頼り、山伏姿に身をやつして、奥州平泉へ向かいます。何度か偽山伏と疑われますが、弁慶が勧進帳を読むなどして切り抜けます。義経の正室は山中で若君を出産し、一行はやがて、奥州藤原氏ゆかりの佐藤庄司の館に到ります。迎えた尼は、義経の家来として討ち死にした佐藤継信・忠信兄弟の母でした。一行が尼の手助けにより身ごしらえを行い、秀衡の館に入ったところで、この絵巻は終わります。
東京2期(10/15-26)
八嶋
29 八嶋 [江戸初期]写 【WA31-20】
源義経の奥州下りを描く幸若舞曲をもとにした作品群の一つです。
義経一行は平泉にいる藤原秀衡の元へ向かいつつ宿を探していたところ、趣のある屋敷に辿り着きました。屋敷の尼が一行を受け入れ、宴が進む中で尼は「義経一行が下向していると聞いたが行方を知らないか」と尋ねます。弁慶は知らぬと答えましたが、尼が「実は自分は義経の従者となるために出ていった佐藤継信(詞書は次信)と忠信の母親で、夫は3年前に亡くなり、子にも7年会えていない」と打ち明けました。弁慶は義経の命を受け、讃岐国屋島の合戦での兄弟の壮絶な最期を尼に伝え、形見を渡しました。尼は悲しみながらも義経に出会えたことを喜びました。
展示資料は針痕などから、当初は冊子装訂、その後折帖仕立、さらに現状の巻子本4軸に改装されたものと推測される。
関西(11/15~29) 展示箇所は、弁慶が尼に宿を頼む場面。
東京3期(10/28~11/9) 展示箇所は、弁慶が佐藤兄弟の形見を渡し、尼が形見を顔や胸に当て、激しく涙を流して悲しんだ場面。
御曹子島渡り
30 [御曹子島渡り] [江戸前期]写 【WB35-9】
御曹子とは源義経のこと。御曹子は、大日の法という兵法書を探すため「はやかぜ」という船で出港します。その後、半身が馬の馬人が住む馬人島、裸の者が住む裸島、女ばかりが住む女護の島、小人ばかりが住む小さ子島などをめぐった後、北方の千島にある喜見城に至り、鬼を従える大王に会いました。御曹子は大王の娘である朝日天女と心を通わせ、彼女の手引きで兵法書を入手すると、彼女から教わった「塩山の法」で追手の鬼たちを振り切り、国に帰ります。ところが、残った朝日天女は父に殺されてしまいました。「濡れ手の法」により、水に一滴血が浮かんだことで彼女の死を確かめた御曹子は、悲しんで弔いを行い、兵法書の力で源氏の治世を実現しました。
[御曹子島渡り]
東京1期(10/1~12) 展示箇所は、御曹子が馬人島を訪れる場面。
[御曹子島渡り]
東京3期(10/28~11/9) 展示箇所は、兵法書を書き写す場面。
(東京2期にも展示予定です。)
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参考文献
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- 挿絵とあらすじで楽しむお伽草子 第8話 塩焼き文正(京都大学貴重資料デジタルアーカイブ
) - , "御伽草子 第2冊 (はちかつき)" (刊)
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- 「第54回貴重書等指定委員会報告 新たな貴重書のご紹介」『国立国会図書館月報』699/700号 (国立国会図書館 2019.7/8 【Z21-146】)
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- , "日本美術絵画全集 第5巻" (集英社 1981)
- 奥平英雄 編, "御伽草子絵巻" (角川書店 1982)
- 松本隆信 編, "室町時代物語大成 補遺 2 (しそ~りあ)" (角川書店 1988)
- 横山重, 松本隆信 編, "室町時代物語大成 第10 (てん~はも)" (角川書店 1982)
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- 間島由美子「稀本あれこれ:義経奥州下り 一巻一軸」, "国立国会図書館月報 2007年 (7月) (556)" (国立国会図書館 2007)
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- 鳥居フミ子「古浄瑠璃の展開と義経像の形成」(東京女子大学学術情報リポジトリ)