水神の森
水神社(現隅田川神社)の鎮守の森。小高い土地にあったため、増水でも沈むことがなかったことから、「浮島」とも呼ばれていた。源頼朝挙兵の際、治承4(1180)年この地に到り、水神の霊験に感じて水神社の社殿を造営したと伝わる。河川交通の要所であることから、隅田川流域の船主の信仰を集めていた。現在は100メートルほど南に移転している。
錦絵・絵画等
名所江戸百景 隅田川水神の森真崎
その他の資料
- 木母寺 梅若塚 水神宮 若宮八幡[其一](挿絵) 『江戸名所図会 7巻』(1834)
- 木母寺 梅若塚 水神宮 若宮八幡[其二](挿絵) 『江戸名所図会 7巻』(1834)