品川宿
現在の京浜急行の北品川駅から青物横丁付近にあった東海道の宿場。中仙道の板橋、日光・奥州道中の千住、甲州道中の内藤新宿と並び、江戸から五街道に入った際の第一番目の宿場「四宿(ししゅく)」の一つ。次宿は川崎宿(元和9(1623)年以前は神奈川宿)であったため、東海道では唯一御府内の宿場となる。当初、目黒川をはさんで「北品川宿」、「南品川宿」の2宿で構成されていたが、享保7(1722)年その北に「徒歩新宿」が加わり、北側は八ツ山から南は大井村境(「妙国寺門前」と記載された史料もあり。)までの、東海道約2kmを中心とした宿場となった。
錦絵・絵画等
江戸名所之内 品川の駅海上
東海道五拾三次 品川・日之出