如月
和風月名
初午
2月最初の午の日には、初午祭が行われます。江戸には商売繁盛を願う稲荷が多く祀られていました。神社では「正一位稲荷大明神」と幟が立ち、赤飯とともに稲荷の使いとされる狐に「油揚げ」が供えられました。余寒と不景気を吹き飛ばすように稲荷社周辺にも市が立つ盛大な祭りとして、錦絵にも多く描かれています。
梅見
この頃は梅が見ごろとなり、各地の名所で梅見も行われました。江戸時代には、梅見は桜に劣らず盛んで、春の訪れを待ちわびる江戸っ子のイベントでした。梅の名所として知られる湯島天神、亀井戸の梅屋敷等は錦絵にもその賑わいが描かれています。
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和風月名