睦月(正月)
和風月名
正月の行事
正月の行事として、武家では登城して新年の挨拶が行われました。新年行事として、初詣や愛宕山での強飯式、鏡開きなどが錦絵に描かれています。江戸城大奥でも新年の挨拶や鏡餅曳などの儀式が行われました。
節分は立春の前夜の行事ですが、江戸時代の暦は太陽太陰暦のため、正月または年末に節分がありました。春を目前とした最後の行事です。
正月の風物
江戸の町には門付と呼ばれる芸人が訪れて、獅子舞・猿回し・太神楽・大黒舞・万歳などを披露しました。また外では凧あげや独楽遊び、羽根つき遊び等が行われ、大人も子どもも「ハレ」の日を楽しみました。
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和風月名