錦絵と写真でめぐる日本の名所

熊野十二社

応永年間(1349-1427)頃、紀州から鈴木九郎(くろう)某が流れつき、故郷熊野の十二所の神を勧請したことに始まる。付近の地名を十二社(じゅうにそう)と言う。熊野神社西側にあった十二社の池は、角筈村の用水池として利用され、娘が入水し大蛇になったという伝説を持つ。東側には滝があり、景勝地として賑わった。

錦絵・絵画等

名所江戸百景 角筈熊野十二社俗称十二そう

角筈熊野十二社俗称十二そう

江戸名所之内 四谷角筈十二そうの池熊のゝ社

四谷角筈十二そうの池熊のゝ社

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