雑司が谷
護国寺の西側あたり。地名の由来は、南北朝時代に宮中の雑色(下級役人)の職にあった者がこの地に土着したから、など諸説あり。法明寺の境外仏堂である鬼子母神堂が出産・育児の神として信仰を集めた。錦絵には鬼子母神門前の料理屋や、境内で売られていた玩具のすすきみみずくを持つ人物が描かれる。
錦絵・絵画等
雑司かや不二見茶や
〔江戸高名会亭尽〕 雑司ケ谷之図
雑司かや不二見茶や
写真
東京風景
その他の資料
- 雑司ヶ谷鬼子母神出現所(本文) 『江戸名所図会 7巻』(1834)
- 清土 星の清水(挿絵) 『江戸名所図会 7巻』(1834)
- 鬼子母神堂(本文) 『江戸名所図会 7巻』(1834)
- 雑司谷鬼子母神堂 法明寺(挿絵) 『江戸名所図会 7巻』(1834)
- [雑司谷の会式](挿絵) 『江戸名所図会 7巻』(1834)
- [麦藁細工の角兵衛獅子](挿絵) 『江戸名所図会 7巻』(1834)
- 威光山法明寺(本文) 『江戸名所図会 7巻』(1834)